前回使用しているエックスサーバーではwordpressのマルチサイト化がサーバーの仕様上無理と分かったという記事を書いたのですが、やっぱりサブドメインでマルチサイトを作りたい!ということで早速さくらインターネットのレンタルサーバーを借りてマルチサイトを制作してみました。

通常さくらインターネットサーバーからエックスサーバーに移行される人は多いけど、逆は珍しいかなと思ったのでまとめてみました。

さくらインターネットサーバーを申し込む

このとき○○○.sakura.ne.jpという初期アドレスが付与されるんですが正直使用しないのでなんでもいいです。ただし、○○○の部分がアカウント名になりますので変なのをつけないほうがいいです。

申し込むと情報としてコントロールパネルと会員メニューのアカウント情報がメールで届くのですが、ここで必要なのはコントロールパネルのアカウント情報です。会員メニューは支払いや契約情報関連なので制作進行においてほとんど触ることはありません。

で、さくらさんとこからくるメールで一番重要なのは本登録完了メールじゃなくて「仮登録完了のお知らせ」メールです!
ここにはFTP情報やらメールサーバー情報、サーバコントロールパネル ログイン情報がのっているので見落としがちですがここが重要ですから気をつけてくださいね

さくらインターネット サーバコントロールパネル

URL            : https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/

さくらインターネット 会員メニュー

https://secure.sakura.ad.jp/menu/

エックスサーバー wordpress移行作業

ひとまずデータ一式、サーバーから落とし保存します。
次にデータベースよりデータをエクスポートします。

複数のサイトをエックスサーバーで管理している人はデータベースの数が多くてどれがどれだったか分からなくなると思いますが、思い出してください!wordpressのwp-config.phpにデータベースの情報が一式書いてあるじゃないですか!笑

/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘xxxxxxxxxxxxxx‘);

というわけでデータベース名をチェックしてエックスサーバーにログインし、データベース名のMysqlのバージョンをチェックします。5か5.5ですがよっぽど最近じゃないかぎり基本は5です。
MySQL設定

データベースバージョン

 

バージョンが分かったらphpMySQLの管理画面に入ります。

3

管理画面左にデータベース名と同じ項目名があるのでクリックして入ります。

4

エクスポート作業をします。

エクスポート

エクスポート作業赤枠がつけてあるところをチェックしてもらって「実行する」ボタンを押します。

そうするとxxxxx.sqlという拡張子のファイルがエクスポートされますので保存します。
このデータベースの情報一式、実はこれはあくまで何かあった時用のバックアップで、通常にサーバー移行だけならこのファイルが重要ですが、今回は独自ドメインを使用しサーバー移行したうえでマルチサイト制作なので使用しません。

ちょっと分かりづらいですがマルチサイトは特殊でデータベース情報を移行するとマルチサイト化出来ないという少し変わった特徴があるため、一からサイトを制作し、移行はwordpressのテーマとwordpress内からエクスポートしたデータのみで移行します。

特にマルチサイト化しないという方は次のwordpress内のエクスポートはせずに次に進んでください。

wordpress内の画像・記事・設定等をエクスポート

エクスポート

ツール>エクスポートから「すべてのコンテンツ」を選択してエクスポートファイルをダウンロードしてください。

これで移行用のファイルのバックアップは完了です。